2005年07月27日

赤ちゃんからお年寄りまで絵本で幸せを届けます

★ソーシャルアントレプレナーのための交流空間ーSV-Cafe vol.6
 SV-Cafe第6弾は、絵本コーディネーターの登場です。山本茜さんという、まだ大学を出たばかりの若い彼女が、いかにして絵本に出会い、それを仕事にしようと思ったのか?世の中にすでにある仕事に自分をあてはめるのではなく、自分で自分の<仕事>をつくっていく。茜さんの静かな挑戦に耳を傾けました。

はるにれたいせつなこと
【日時】2005年4月27日(水)18:30〜20:45
【会場】なごやボランティア・NPOセンター集会室
    地下鉄伏見駅下車、御園座口から徒歩7分
    伏見ライフプラザ12階

茜さんのスピーチ、そして絵本の朗読に対する感想から。

□静寂の絵本〜「はるにれ」の“ 信じるチカラ”
今回のゲストは、絵本コーディネーターの山本茜さん。
絵本にまつわるお話の合間に、自分自身が勇気づけられたという絵本「はるにれ」を朗読してくれました。

「はるにれ」は言葉のない絵本。
草原に立つ一本のはるにれの樹が、
あめの中に、
ゆきの中に、
かぜの中に、
ひかりの中に、
無言のまま、
それを受け入れて、
しずかに
息づいている姿が写し出されます。

ゆっくりとページをめくる茜さん。
写し出されたはるにれと同じように、
茜さんの存在もまた、そこに息づいていました。

その無言の静寂に、
僕は不覚にも涙しました。

生きるということは、
それを受け入れて、信じることだと、
茜さんは「はるにれ」の姿から学んだそうです。

なんと大きな学びでしょうか。

□「たいせつなこと」は「たいせつなこと」
2冊目の朗読は「たいせつなこと」。

スプーンにとって、
ひなぎくにとって、
あめにとって、
くさにとって、
ゆきにとって、
りんごにとって、
かぜにとって、
そらにとって、
くつにとって。
それぞれにとって、たいせつなことは、それがそのままであるということ。

あなたにとって「たいせつなことは」…。
そんな深い問いを、やさしく投げかけられたようです。

□だくちるだくちる
会の終わりに、もう一冊。

わたしたちがうまれるずーっとまえに、
おおきな恐竜が、ちいさな“ともだち”にであった瞬間の物語。
おおきな恐竜は、うれしくてうれしくて、
ばんばんうれしくて。
そのちいさな“ともだち”の歌う歌が、うれしくてうれしくて。

孤独だったおおきな恐竜は、小さな歌がうれしくてうれしくて。
なにしろそれが、孤独だった世界に生まれた、“はじめてのうた”だったから。
ふたつのいのちのあいだに生まれた、“はじめてのうた”だったから。

ほほえましくて、
でも、せつなくて、
かけがえのない物語。

おそらく、茜さんを必要とする「孤独な恐竜」は、たくさんいることでしょう。
願わくば、茜さんが、小さくとも日々「だくちるだくちる」と歌い続けられんことを。


お話してくださった茜さん、時間を共有してくださった参加者のみなさん。
今日は素晴らしいひとときをありがとうございました。

☆山本茜さんのブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/hibari8823
☆山本茜さんの絵本紹介サイト:http://myshop.7andy.jp/myshop/sendak
posted by Toshi at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | これまでの活動記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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