2007年01月08日

アワ性と尊徳とソーシャルイノベーション。

1月7日。
大阪へ出かけて、マクロビオティックの先生である岡部賢二さんのお話を聞いてきました。
この日のテーマは「アワとサヌキ」。

「アワ性」とは、螺旋のエネルギーのことで、同じ事を繰り返すことによって発生する生命エネルギーとも言えます。万物を生み出す女性的な原理ですね。

対する「サヌキ性」とは、直線的に突き抜けていくエネルギーことで、競争社会を勝ち抜こうとする男性原理と言えます。

サヌキ性が、現世的な利益や世間的な成功を追い求めるのに対し、アワ性は、世間の評価に関係なく、日々コツコツと精神性を高めることに邁進します。

例えば、日本の武道や茶道など「道」の文化では、「型」が重視され、その繰り返しである「稽古」によって「道」を体得するとされています。まさに古来からの日本文化は、精神性を重んじるアワ性の文化なのですね。

さて、武道や茶道とならんで、アワ性を高める営みに農業があります。もちろん機械化・近代化された農業ではありません。地道に大地を耕し、ひたすら草を刈る、昔ながらの農の営みです。

岡部先生によれば、こうしたアワ性の農の営みから、自然や生命の理に通じた偉人・哲人が出るといいます。

例えば二宮尊徳、安藤昌益、宮沢賢治、福岡正信など。

そういえば、以前のエントリーで紹介した「木を植えた人」もアワ性の人ですね。

世を変える人は、みな「アワ性」を高める鍛錬をしていたようです。
そして、困難にぶつかったときこそ、アワ性を高めるチャンスだと言います。

倦まずたゆまず、日々、基本を繰り返し実践すること。
それがソーシャルイノベーションの条件なのかもしれません。
posted by Toshi at 23:35| Comment(0) | Lifestyle for Sustainability | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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